地方転職のメリット・デメリットとは

【メリット】

■即戦力として働ける

経験や実績を持っている場合であれば地方ならば即戦力として歓迎されるかもしれません。 もしくは役職等も用意される可能性もあるでしょう。 転職において経験や実績は重要な要素になりますが、転職先の地方企業よりも規模が大きい会社に勤めていたり、わかりやすい実績等がある場合は、即戦力と考えられ活躍の場やそれなりのポストを得やすいでしょう。

■生活コストが抑えられる

都会に比べて地方に行けば行くほど家賃相場は低くなるので、生活コストは低くなるでしょう。 また、広さも得られる可能性も高まりますので、自宅をお得に良い状態にすることもできるかもしれません。 固定費が抑えられると手元に残るお金に大きな違いが出てきますので、収入が落ちても影響が小さかったり、自由に使えるお金が増えて、働く意欲の増加やプライベートの充実にも繋がるでしょう。

■移住の支援もある

地方によっては移住することで得られる支援やサービスがあったりもします。 また、企業側も地元や地域で採用活動をしていても人が思うように集まらなくて悩むなどということもあり、県外などの遠隔地からの採用を積極的に受け入れようと考えているところもあります。 地方の転職は厳しい面や難しい面もあるのですが、地域や企業によっては積極的に採用や移住を推し進めているところもありますので、活用することでうまく進むこともあるでしょう。

【デメリット】

■地方では採用職種も業種も圧倒的にその種類が少ない

地方への転職の場合、採用職種と業種が首都圏に比べて圧倒的に少ないことです。 例えば金融系の「アナリスト」「アクチュアリー」「デューデリジェンス」やIT系の「ITストラテジスト」などの募集は四国エリアではほとんど聞いたことがありません。 そういう職種の人は、前職の経験をそのまま活かそうとしてもかなり難しい。 例えばWebサイトのSEO対策などをマーケティング戦略の観点から考える専門家「SEOマーケター」の方が、子育てのために奥さんの実家にUターンしたいと考えても、その職種名で会社に張り付いて働いている人はまずいません。 地方銀行の営業企画部門などで、Webもそれ以外も兼務でマーケティング戦略を考えるという職種ならあるかもしれない。 つまり、東京で細分化されている職種はその1歩手前の大分類の職種に包括されているイメージです。 首都圏では専門性を極めることが転職市場で強みになりますが、地方では専門分野の周辺の業務を全部包括して理解できる、あるいは営業もできるし、企画書も作れるし、プレゼンテーションもできるし、商品開発にも目鼻が利くといった人が重宝されます。

■20代のUIターンをあえてお勧めしない理由

UIターンといっても20代のうちは首都圏で働くことで地方ではできない貴重な経験を積むことが可能ですし、Uターン転職はある意味「都落ち」「キャリアダウン」のイメージがあるのも否定できないので、若い人にはあえてお勧めはしません。 「東京でもう4、5年働いたし、自分ももう27、8歳になったから、そろそろ実家近くに帰ろうかな」という本気度の薄い人は企業側も嫌がりますし、本人も待遇が下がることを受け入れられないことが多いからです。 実際、東京にいて年収600万円で働く人が地方で職を探すと、「同じ仕事あるいはもっと幅広い仕事をたくさんこなしているのになぜ年収が下がるのか納得できない」と考えがちです。 これはたぶん日本という国をGDPとして1つに見ているせいだと思います。都道府県レベルでいうと、東京の都市別GDPは日本一(世界でも1位)で、そんな稼ぎやすい状況にいた人が、日本で10番目前後の広島に行った場合、給与が下がるのは自明の理なのですが、自分のこととなるとそれがなかなか受け入れられないということですね。

■楽ができるわけではない

転職し地方で働くと考えたとして、メリット・デメリット双方はどの土地に行ってもあります。 ですが、地方だから確実に楽になるということはないことは覚えておいたほうがいいでしょう。 確かに、都会で働く大変さや辛さというのはあるでしょうし、都会の生活特有のストレスもあとは思います。 これらは都会から地方に転職することですべて解決するかというとまた別の問題で、どの地方やどの土地で働いて暮らしていたとしても、多かれ少なかれ大変さやストレスを感じるはずです。 地方に行けば楽になる、地方に行けばすべて解決すると安易に考えているようであれば冷静に考えなおしてみる必要があるでしょう。

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